正答1
解説
正解は1です。
褐色細胞腫は、副腎髄質などからカテコールアミンが過剰に分泌される腫瘍です。
その特徴・症状・検査・治療を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 褐色細胞腫は、副腎の外に発生するもの、悪性のもの、両側にできるもの、家族性のものがそれぞれ約10%を占めます。
このため「10%病」と呼ばれます。
2:× 褐色細胞腫の症状は、3Hではなく5Hと呼ばれます。
高血圧・高血糖・代謝亢進・頭痛・発汗過多の5つです。
3:× 超音波検査でも腫瘍は検出できます。
超音波検査やCT、MRI、MIBGシンチグラフィなどを組み合わせて診断します。
4:× 主な治療は薬物療法ではなく、手術による腫瘍の摘出です。
薬物療法は、手術前に血圧をコントロールする目的などで行います。
【ポイント】
褐色細胞腫の高血圧は、発作的に急上昇することがあります。
腫瘍を触ったり圧迫したりすると発作が誘発されるため、腹部の触診は慎重に行います。