褥瘡について、正しい組合せを一つ選べ。
a 骨突出部や発赤をおこしている部分に対して、強くマッサージを行う。
b 少なくとも、4時間ごとの体位変換が必要である。
c 内果部や外果部は、側臥位時の褥瘡好発部位である。
d 栄養状態の悪化が褥瘡発生の要因となる。
正答4
解説
正解は4です。
褥瘡の予防方法、好発部位、発生要因を問う問題です。
【記述別解説】
a:× 骨突出部や発赤のある部分を強くマッサージしてはいけません。
皮膚や皮下の組織を傷つけ、褥瘡を悪化させるおそれがあります。
b:× 体位変換は4時間ごとではなく、原則として2時間以内ごとに行います。
体圧分散寝具を使う場合でも、皮膚の状態を見て間隔を決めます。
c:○ 側臥位では、下になった脚の外果部と、上になった脚の内果部が圧迫されます。
そのため、内果部・外果部は側臥位での褥瘡の好発部位です。
d:○ 低栄養では皮膚や皮下組織が弱くなり、骨の突出も目立つようになります。
そのため、栄養状態の悪化は褥瘡発生の大きな要因です。
【選択肢別解説】
1:× aとbはどちらも誤りです。
2:× dは正しいものの、aは誤りです。
3:× cは正しいものの、bは誤りです。
4:○ cとdがともに正しい記述です。
【ポイント】
仰臥位では仙骨部・踵骨部・後頭部、側臥位では大転子部・腸骨部・外果部が好発部位です。
褥瘡予防は、除圧・皮膚の清潔と保湿・栄養の改善の3つを組み合わせて行います。