正答4
解説
正解は4です。
新生児ビタミンK欠乏性出血症を予防するため、ビタミンK2シロップを経口投与します。
初回投与は、出生後に数回の哺乳で哺乳が確立したことを確かめてから行います。
【選択肢別解説】
1:× 母乳育児の希望の有無で投与を決めるわけではありません。
栄養方法にかかわらず全ての新生児に投与し、とくに母乳栄養児はビタミンKが不足しやすいとされます。
2:× 確認するのは初回排便ではなく、哺乳の確立です。
哺乳が確立していないと、吐いたり誤嚥したりする恐れがあるためです。
3:× 2倍に希釈するという手順は定められていません。
決められた1回量(1 mL、メナテトレノン2 mg)を経口投与するのが基本です。
4:○ 与薬後は嘔吐の有無を確認します。
投与直後に吐いた場合は薬が吸収されていない可能性があり、医師に報告して再投与を検討します。
【ポイント】
ビタミンK2シロップは出生時(哺乳確立後)・生後1週(産科退院時)・1か月健診時の3回投与が基本で、現在は生後3か月まで週1回投与する方法も推奨されています。
母乳はビタミンKの含有量が少ないため、母乳栄養児での投与が特に重要です。