正答3
解説
正解は3です。
新生児の体液は、成人に比べて総水分量と細胞外液の割合が大きいことが特徴です。
生後数日の生理的体重減少は、主にこの細胞外液が排出されることで起こります。
【選択肢別解説】
1:× 新生児の尿は高張ではなく低張です。
腎臓の尿濃縮能が未熟なため、濃い尿をつくれません。
2:× 摂取水分量が尿量より多いことは、新生児の体液の特徴としては挙げられません。
生後数日は哺乳量がまだ少なく、尿・不感蒸泄・便による喪失のほうが摂取を上回ります。
そのため体重が減る生理的体重減少が起こります。
3:○ 新生児は体重に占める細胞外液の割合が成人より大きくなっています。
成人では体重の約20%ですが、新生児ではおよそ40%を占めます。
4:× 出生時の総水分量は体重の50%ではなく、約75〜80%です。
成人の約60%より多くなっています。
【ポイント】
新生児は水分が多いのに腎臓の濃縮能が未熟で、不感蒸泄も多いため、脱水に陥りやすいことを押さえます。
生理的体重減少は出生体重の5〜10%程度までが目安です。