正答4
解説
正解は4です。
異所性妊娠の好発部位を問う問題です。
異所性妊娠の大部分は卵管妊娠で、受精が起こる場所と深く関係しています。
【選択肢別解説】
1:× 腹膜妊娠(腹腔妊娠)はまれな異所性妊娠です。
発生頻度は卵管妊娠と比べてごくわずかです。
2:× 卵巣妊娠もまれで、異所性妊娠のごく一部にすぎません。
最も多い部位ではありません。
3:× 卵管間質部妊娠は子宮筋層内を通る部分の妊娠で、頻度は低いです。
破裂すると大出血を起こしやすく、危険性が高いことで知られています。
4:○ 卵管膨大部は受精が行われる部位です。
炎症の後遺症などで受精卵の輸送が遅れると、そのまま膨大部に着床しやすく、異所性妊娠の約7〜8割を占めます。
【ポイント】
卵管妊娠の頻度は、膨大部、峡部、采部、間質部の順に低くなります。
膨大部妊娠は卵管流産、峡部妊娠は卵管破裂を起こしやすいと対比して覚えます。