正答4
解説
正解は4です。
低出生体重児の頻度、予後、長期的な健康への影響を問う問題です。
低出生体重児は出生体重2,500g未満の児で、日本ではその割合が高い水準で推移しています。
【選択肢別解説】
1:× 令和3年(2021年)の低出生体重児の割合は、全出生の約9%台です。
5%では少なすぎます。
2:× 低出生体重児の予後は在胎週数と強く相関します。
在胎週数が短いほど、死亡や神経発達障害のリスクが高くなります。
3:× 多くの低出生体重児は2〜3歳ころまでに標準の範囲に追いつく(キャッチアップする)とされます。
しかし成長曲線を上回るわけではなく、追いつかない児もいます。
4:○ 胎児期の低栄養は、成人後の肥満、2型糖尿病、高血圧などのリスクを高めます。
これはDOHaD(生活習慣病胎児期発症起源説)の考え方で説明されます。
【ポイント】
日本の低出生体重児の割合が高い背景には、若い女性のやせや妊娠中の体重増加不足、高年妊娠や多胎妊娠の増加があります。
DOHaDの考え方から、妊娠前からの栄養指導が重視されています。