正答2
解説
正解は2です。
双胎妊娠の膜性診断と管理を問う問題です。
膜性(絨毛膜と羊膜の数)は予後と管理方針を決める最も重要な情報で、妊娠初期に診断します。
【選択肢別解説】
1:× 一卵性双胎でも、受精卵が受精後3日以内に分離すると二絨毛膜双胎になります。
そのため二絨毛膜双胎だからといって二卵性とは診断できません。
2:○ 妊娠初期の超音波検査で胎嚢が2つ確認できれば、絨毛膜も2つあると判断できます。
これにより二絨毛膜双胎と診断します。
3:× 双胎妊娠では、単胎妊娠に比べて胎児形態異常の発生頻度が高くなります。
特に一絨毛膜双胎で高くなります。
4:× 膜性診断ができない場合は、よりリスクの高い一絨毛膜双胎として管理します。
双胎間輸血症候群などの合併症を見逃さないためです。
【ポイント】
膜性診断は妊娠初期(14週ころまで)に行うのが最も確実です。
一絨毛膜双胎は胎盤を共有するため、双胎間輸血症候群や一児死亡時の他児への影響に注意します。