正答2
解説
正解は2です。
正期産の正常新生児に行う早期母子接触(カンガルーケア)で、安全な母子の体位を図から選ぶ問題です。
早期母子接触では、母親が児の顔色や呼吸を常に見られることが安全上の条件です。
【選択肢別解説】
1:× 図1は母親がベッドを水平にした仰臥位で、児を胸に乗せています。
母親から児の顔が見えにくく、呼吸の異常や鼻口の閉塞に気づきにくいため望ましくありません。
2:○ 図2は上体を約30度起こしたセミリカンベント位で、児を腹ばいにして胸の上に抱いています。
母親が児の顔を見ながら肌と肌を密着させられ、児の気道も確保しやすい体位です。
3:× 図3はセミリカンベント位ですが、児を横抱きにしています。
児の顔が乳房に押しつけられて鼻口がふさがるおそれがあり、皮膚接触の面積も小さくなります。
4:× 図4は母親が側臥位で児と向き合って添い寝しています。
児が寝具や母親の体で窒息する危険があり、分娩直後の観察にも向きません。
【ポイント】
早期母子接触の留意点は、母親の上体を30度前後起こす、児は腹臥位で顔を横に向け鼻腔をふさがない、です。
パルスオキシメーターの装着や、スタッフによる継続観察も行います。