乳児にみられる反射(別冊No. 1)を別に示す。
正期産で生まれた児が生後 3 、 4 か月になったころに、消失する反射はどれか。
正答2
解説
正解は2です。
別冊の4つの図から反射の種類を読み取り、生後3〜4か月ころに消失する反射を選ぶ問題です。
原始反射は脳の成熟に伴って、それぞれ決まった時期に消失します。
【選択肢別解説】
1:× 図①は、児の脇を支えて立たせると足を交互に前に出す動きです。
これは自動歩行(歩行反射)で、生後1〜2か月ころに消失します。
2:○ 図②は、仰臥位の児の頭を支えた手を急に下げると、両腕を広げてから抱きつくように閉じる動きです。
これはモロー反射で、生後3〜4か月ころに消失します。
3:× 図③は、足の母趾の付け根を指で押すと足趾が屈曲する動きです。
これは足底把握反射で、生後9〜10か月ころまで残ります。
4:× 図④は、腹臥位で水平に支えた児の頭部を下に曲げると、体幹と下肢が屈曲する動きです。
これはランドウ反射で、生後6か月ころに出現する反応のため、3〜4か月で消失するものではありません。
【ポイント】
消失時期の目安は、自動歩行1〜2か月、モロー反射3〜4か月、手掌把握3〜4か月、足底把握9〜10か月です。
消失すべき時期を過ぎても残る場合は、中枢神経系の異常を疑います。