正答1
解説
正解は1です。
児頭大横径(BPD)は、透明中隔腔と四丘体槽が描出される断面で、正中線エコーに垂直な方向に計測します。
日本では、プローブに近い側の頭蓋骨の外側から、遠い側の頭蓋骨の内側までを測るouter-to-inner法が標準です。
図では正中線が横向きに描かれているため、BPDは縦方向に測ることになります。
【選択肢別解説】
1:○ 図1は、正中線に垂直な縦方向に、上側の頭蓋骨の外側から下側の頭蓋骨の内側までを計測しています。
これが日本で用いられるouter-to-inner法によるBPDの計測です。
2:× 図2は、縦方向に上下とも頭蓋骨の外側どうしを計測しています。
方向は正しいものの、計測点が外側から外側になっており、日本の標準の計測方法ではありません。
3:× 図3は、正中線に沿った横方向に、左側の頭蓋骨の外側から右側の頭蓋骨の内側までを計測しています。
これは前後方向の径の計測であり、BPDではありません。
4:× 図4は、正中線に沿った横方向に、両側の頭蓋骨の外側どうしを計測しています。
これも前後方向の径の計測であり、BPDではありません。
【ポイント】
BPDは妊娠中期以降の胎児発育の評価や、推定胎児体重の算出に用いられます。
計測断面と計測点を誤ると数値がずれ、発育評価を誤るため、標準的な方法をそろえることが重要です。