正答4
解説
正解は4です。
淋菌感染症は、淋菌による性感染症で、男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎を起こします。
薬剤耐性の増加と、女性では無症状が多いことが問題になっています。
【選択肢別解説】
1:× 多剤耐性淋菌は減少ではなく、増加傾向です。
多くの抗菌薬に耐性を示す菌が増え、現在は注射のセフトリアキソンなどが治療の中心です。
2:× 咽頭感染は性器感染者の0.1%ではなく、10〜30%程度に認められます。
オーラルセックスによる感染が多く、咽頭感染は症状が乏しいため見逃されやすいです。
3:× 女性の子宮頸管炎の帯下は、水様透明ではなく膿性です。
ただし女性は無症状のことも多く、気づかないうちに骨盤内感染症へ進むことがあります。
4:○ 男性の尿道炎では、灼熱感のある強い排尿痛が出現します。
感染後2〜7日ほどで、尿道から膿性の分泌物が出ることも特徴です。
【ポイント】
淋菌とクラミジアは重複感染が多いため、両方の検査を行います。
産道感染した新生児には、淋菌性結膜炎が起こることがあります。