A さん(36 歳、初妊婦、専業主婦)は夫(35 歳、会社員)と 2 人暮らしである。
A さんは双胎妊娠で、妊娠高血圧症候群を合併していたため、妊娠 34 週から管理入院していた。
面会に来た夫から助産師に対して「出産育児一時金について教えてほしい」と相談があった。
夫への説明で正しいのはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
出産育児一時金は、健康保険などの医療保険の被保険者やその被扶養者が出産したときに支給されます。
専業主婦のAさんは夫の被扶養者なので、夫の加入する保険から家族出産育児一時金が支給されます。
【選択肢別解説】
1:× 双子の場合は1人分ではなく、2人分が支給されます。
出産育児一時金は、生まれた子1人につき支給されるためです。
2:× 支給額は、分娩にかかった費用によって変わりません。
1児につき定額で、出題当時は50万円(産科医療補償制度の対象分娩の場合)でした。
3:× 妊娠中に給付金の一部を受け取ることはできません。
出産後に支給されるもので、妊娠中に費用が必要な場合は出産費貸付制度があります。
4:○ 医療保険者から病院に直接支払われる直接支払制度があります。
まとまった出産費用を窓口で立て替える負担を軽くするための制度です。
【ポイント】
出産育児一時金は、妊娠85日(4か月)以上の出産であれば、死産や流産でも支給されます。
出産費用が一時金を下回った場合は、差額を請求して受け取ることができます。