正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5です。
早産児は臓器が未熟で、エネルギーの蓄えも少ないため、出生直後からさまざまな適応障害を起こしやすいです。
出生後24時間以内に起こりやすい特徴を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× 貧血は出生後24時間以内ではなく、生後数週以降に問題になります。
未熟児貧血は、エリスロポエチンの産生不足などで生後1〜2か月ころに進行します。
2:× 早産児は高血圧ではなく、低血圧になりやすいです。
心機能や血管の調節機能が未熟なためです。
3:○ 低血糖は出生後早期に起こりやすいです。
肝臓のグリコーゲンの蓄えが少なく、糖新生の能力も未熟なため、母体からの糖の供給が途絶えると血糖が下がります。
4:× 早産児は高カルシウム血症ではなく、低カルシウム血症を起こしやすいです。
胎盤からのカルシウム供給が途絶え、副甲状腺の機能も未熟なため、生後24〜72時間ころに起こりやすくなります。
5:○ 中枢性の無呼吸発作は早産児に起こりやすいです。
呼吸中枢が未熟なため、20秒以上の呼吸停止や徐脈・チアノーゼを伴う発作を起こします。
【ポイント】
早産児の無呼吸発作には、呼吸中枢を刺激するカフェインなどが用いられます。
早産児の低血糖は症状が乏しいことがあるため、定期的に血糖を測定します。