正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
RSウイルス感染症は乳幼児の代表的な呼吸器感染症で、乳児では細気管支炎や肺炎を起こして重症化することがあります。
【選択肢別解説】
1:× RSウイルスに対して内服する抗ウイルス薬はありません。
治療は酸素投与や吸引、輸液などの対症療法が中心です。
2:○ 鼻汁や咳などの呼吸器症状がみられます。
上気道炎で始まり、乳児では喘鳴や多呼吸を伴う細気管支炎に進むことがあります。
3:× 生の魚介類を食べることでは感染しません。
RSウイルスは飛沫感染と接触感染で広がります。
4:○ ほとんどの乳幼児が感染します。
2歳までにほぼ全員が一度は感染するとされ、その後も繰り返し感染します。
5:× 出題当時、RSウイルス感染症に定期予防接種はありませんでした。
早産児や先天性心疾患児などのハイリスク児には、モノクローナル抗体製剤のパリビズマブを投与します。
【ポイント】
早産児や生後6か月未満の乳児、心疾患や慢性肺疾患のある児は重症化しやすいため、感染予防が重要です。
現在は、妊婦に接種して児を守るRSウイルスワクチンも承認されています。