正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
胎児発育不全(FGR)の原因は、母体因子、胎盤・臍帯因子、胎児因子に分けられます。
母体側の因子には、母体の栄養状態や胎盤への血流を低下させる疾患があります。
【選択肢別解説】
1:× 性器クラミジア感染症は、早産や前期破水、新生児の結膜炎・肺炎の原因になります。
FGRの母体側のリスク因子としては挙げられません。
2:○ 甲状腺機能亢進症はFGRのリスク因子です。
母体の代謝が亢進してエネルギー消費が増えるため、コントロール不良では胎児の発育が妨げられます。
3:× 帝王切開の既往は、前置胎盤や癒着胎盤、子宮破裂のリスクになります。
FGRのリスク因子ではありません。
4:○ 妊娠前のやせはFGRのリスク因子です。
母体の栄養の蓄えが少なく、胎児への栄養供給が不足しやすくなります。
5:× 経産婦であることはFGRのリスク因子ではありません。
FGRはむしろ初産婦でやや多いとされます。
【ポイント】
母体側のFGRのリスク因子には、ほかに妊娠高血圧症候群、喫煙、腎疾患、自己免疫疾患などがあります。
やせの女性は妊娠中の体重増加の目安が多めに設定されています。