正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
産褥期は、妊娠と分娩によって変化した全身の状態が、非妊時の状態に戻っていく期間で、おおむね6〜8週間とされます。
【選択肢別解説】
1:○ 外子宮口は分娩直後には大きく開いていますが、産褥4週ころまでに閉鎖します。
産褥6週では閉鎖しており、経産婦では横に裂けた形になります。
2:× 血液凝固能の亢進は産褥早期に最も強く、その後は徐々に低下します。
正常経過の産褥6週では、ほぼ非妊時の状態に戻っています。
3:× 子宮の重さは分娩直後の約1,000gから減少し、約300gになるのは産褥2週ころです。
産褥6週では非妊時に近い約60g前後に戻っています。
4:× 循環血液量は分娩時の出血と産褥早期の利尿によって減少していきます。
産褥6週では非妊時と同程度に戻っており、非妊時より多くはありません。
5:○ 妊娠中に増加した腎血流量や糸球体ろ過量は、産褥期に徐々に減少します。
産褥6週ころには非妊時の状態に回復します。
【ポイント】
子宮の重さは「分娩直後約1,000g、産褥1週約500g、産褥2週約300g、産褥6週で非妊時」と推移します。
産褥1か月健診は、全身の復古を確認する重要な機会です。