正答1
解説
正解は1です。
羊水は胎児を保護し、発育を支える液体です。
羊水の働き、性状、量の変化、産生源を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 羊水にはリゾチームやトランスフェリンなどの抗菌物質が含まれています。
これにより子宮内での感染を防ぐ働きがあります。
2:× 羊水のpHは4〜5の酸性ではなく、7.0〜7.5程度の弱アルカリ性です。
この性質を利用して、酸性の腟分泌物と区別する破水の検査が行われます。
3:× 羊水量は妊娠40週ころではなく、妊娠30〜35週ころに最大量(約800mL)となります。
その後は徐々に減少します。
4:× 妊娠中期以降の羊水の主な産生源は、胎盤ではなく胎児の尿です。
ほかに胎児の肺から分泌される肺胞液も羊水の産生に関わります。
【ポイント】
羊水は「胎児尿でつくられ、胎児の嚥下で吸収される」という循環をしています。
胎児の尿路や消化管の異常があると、羊水過少や羊水過多の原因になります。