正答2
解説
正解は2です。
妊娠中には、ホルモンの作用によって子宮、子宮頸管、外陰部、卵巣などにさまざまな変化が起こります。
【選択肢別解説】
1:× 妊娠中はメラニン細胞刺激ホルモンやエストロゲンなどの作用で、色素沈着が増加します。
外陰部、乳輪、腹部の正中線などが黒っぽくなります。
2:○ 妊娠が成立すると、子宮頸管の腺から分泌される粘液が早期に頸管を塞ぎ、粘液栓を形成します。
粘液栓は腟からの細菌の侵入を防ぐ役割があります。
3:× 妊娠黄体がプロゲステロンを分泌するのは妊娠初期の間です。
妊娠7〜10週ころから胎盤がホルモン産生の主体となり、黄体の役割は胎盤に引き継がれます。
4:× Braxton-Hicks(ブラクストン・ヒックス)収縮は、妊娠末期ではなく妊娠中期ころから出現します。
不規則で痛みを伴わない子宮収縮で、妊娠が進むにつれて自覚しやすくなります。
【ポイント】
妊娠初期は黄体、それ以降は胎盤がプロゲステロンを産生します。
頸管の粘液栓は分娩が近づくと排出され、少量の出血とともに「産徴(おしるし)」となります。