正答1
解説
正解は1です。
子宮内膜症は、子宮内膜に似た組織が子宮以外の場所で増殖する疾患で、エストロゲンに依存して進行します。
【選択肢別解説】
1:○ 卵巣にできる子宮内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞)は、卵巣癌の発生母地となることがあります。
特に明細胞癌や類内膜癌との関連が知られており、卵巣癌のリスク因子です。
2:× 子宮内膜症はエストロゲンで悪化するため、エストロゲン貼付薬は治療に用いません。
治療には黄体ホルモン製剤、低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬、GnRHアゴニストなどを用います。
3:× 子宮内膜症では多くの人が自覚症状を認めます。
代表的な症状は月経痛で、ほかに慢性骨盤痛、性交痛、排便痛、不妊などがあります。
4:× 子宮内膜症はプロゲステロンではなく、エストロゲンに依存する疾患です。
そのため閉経後には症状が軽快します。
【ポイント】
子宮内膜症は「エストロゲン依存性」「月経痛と不妊」「チョコレート嚢胞は卵巣癌のリスク」の3点が頻出です。