正答3
解説
正解は3です。
細菌性腟症は、腟内の常在菌のバランスが崩れて起こる状態で、特定の病原体による感染症とは異なります。
【選択肢別解説】
1:× 細菌性腟症の原因はカンジダではありません。
ガードネレラ菌などの嫌気性菌が増殖することで起こり、カンジダが原因のものは外陰腟カンジダ症です。
2:× 細菌性腟症では、腟内のpHは低下ではなく、4.5を超えて上昇します。
健康な腟内は乳酸桿菌が作る乳酸によってpH3.8〜4.5程度の酸性に保たれています。
3:○ 細菌性腟症では、腟内を酸性に保つ乳酸桿菌(デーデルライン桿菌)が減少します。
その結果、嫌気性菌が異常に増殖します。
4:× 帯下の肉眼的所見だけでは確定診断はできません。
腟分泌物のpH、アミン臭の有無、顕微鏡でのクルーセルの確認、グラム染色による評価などを組み合わせて診断します。
【ポイント】
細菌性腟症は「乳酸桿菌の減少、嫌気性菌の増加、pH上昇、魚臭い灰白色の帯下」が特徴です。
妊娠中は早産や前期破水のリスク因子になります。