A さん(38 歳、初産婦)は他院で体外受精治療にて妊娠が成立し、本日 X 年 11 月 5 日に受診した。
治療経過は、最終月経 X 年 9 月 12 日から体外受精治療のために排卵誘発薬の投与を開始し X 年 10 月 1 日に採卵。
体外受精で 3 個の胚を得て、10 月 6 日に新鮮胚を 1 個移植した。
本日(11 月 5 日)の妊娠週数で正しいのはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
体外受精で妊娠した場合、最終月経からではなく、採卵日や胚移植日から妊娠週数を算出します。
排卵誘発を行った周期では排卵日が通常の月経周期と一致しないため、最終月経からの計算は使えません。
【計算】
採卵日を妊娠2週0日とします。
採卵日の10月1日から本日の11月5日までの日数は、10月の残り30日と11月の5日を合わせて35日です。
35日は5週0日です。
2週0日に5週0日を足して、本日は妊娠7週0日となります。
【選択肢別解説】
1:× 体外受精による妊娠では採卵日(受精日)が明確なので、妊娠週数を決定できます。
2:× 4週2日は胚移植日の10月6日から本日までの日数(30日)をそのまま週数にしたものです。
妊娠週数は採卵日を2週0日として数えるため誤りです。
3:× 6週2日は胚移植日を2週0日として計算した値です。
本例の胚は採卵から5日目に移植しているため、移植日は2週5日にあたり、この計算は誤りです。
4:○ 採卵日を2週0日として数えると、本日は7週0日となります。
5:× 7週5日は最終月経の9月12日から計算した値です。
排卵誘発を行った周期では最終月経からの計算は正確ではありません。
【ポイント】
体外受精での妊娠週数は「採卵日を2週0日」とします。
胚移植日から数える場合は、移植した胚の日数(例えば5日目の胚盤胞なら2週5日)を加えて計算します。