正答5
解説
正解は5です。
日本では、正常な妊娠・分娩は病気ではないため、原則として医療保険(保険診療)の対象になりません。
一方、異常のある妊娠に対する検査や治療は保険診療になります。
【選択肢別解説】
1:× 正常分娩の分娩料は保険診療の対象外で、自費となります。
費用の負担には、医療保険から支給される出産育児一時金が充てられます。
2:× 室料差額(差額ベッド代)は、患者が希望して個室などを利用した場合の自己負担です。
保険診療の対象ではありません。
3:× 正常新生児の管理料は、正常分娩に伴う費用として保険診療の対象外です。
新生児に異常があり治療を要する場合には保険診療になります。
4:× 妊婦健康診査の費用は保険診療ではありません。
市町村が公費で助成する仕組み(受診票による補助)で負担が軽減されています。
5:○ ノンストレステスト(NST)は、胎児発育不全(FGR)などのハイリスク妊娠で胎児の状態を評価する目的で行う場合、保険診療の対象となります。
本例はFGRの妊婦であり、これに該当します。
【ポイント】
「正常分娩・正常新生児管理・妊婦健診・差額ベッドは保険外」「異常に対する検査・治療は保険適用」と区別して覚えます。