正答3
解説
正解は3です。
妊婦の疾患や服薬、感染が、胎盤を介して新生児にどのような影響を与えるかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 妊婦の血小板減少(特発性血小板減少性紫斑病など)では、自己抗体が胎盤を通過して新生児の血小板減少を起こすことがあります。
light-for-dates児との関連は一般的ではありません。
2:× 不規則抗体陽性の妊婦では、抗体が胎盤を通過して胎児の赤血球を壊します。
その結果起こるのは多血症ではなく、溶血による貧血や重症黄疸です。
3:○ フェノバルビタールやフェニトインなどの抗てんかん薬は、ビタミンKの代謝を促進します。
そのため新生児のビタミンK依存性凝固因子が不足し、出血性疾患(新生児ビタミンK欠乏性出血症)を起こしやすくなります。
4:× 妊娠中のサイトメガロウイルス感染症は、胎児発育不全や小頭症、難聴の原因になります。
巨大児ではなく、むしろ小さく生まれる傾向があります。
【ポイント】
抗てんかん薬を内服している妊婦から生まれた児には、出生後のビタミンK投与を確実に行います。
巨大児と関連が深いのは母体の糖尿病です。