正答3
解説
正解は3です。
Bowlby(ボウルビィ)は、乳幼児が特定の養育者との間に形成する情緒的な結びつきをアタッチメント(愛着)と呼びました。
【選択肢別解説】
1:× アタッチメントは出生直後に確立するものではありません。
乳児期を通じて養育者との繰り返しのやり取りの中で段階的に形成され、1歳前後から明確になります。
2:× アタッチメントは周産期に限定した概念ではありません。
乳幼児期に形成された愛着は、その後の対人関係や心の発達に生涯にわたって影響するとされます。
3:○ アタッチメントは、子どもが養育者に対して抱く情緒的なきずなです。
子どもは不安なときに養育者に近づき、安心感を得ることで外の世界を探索できるようになります。
4:× 女性が母親として心理的に適応していく過程は、母親役割獲得過程の説明です。
これは Rubin(ルービン)や Mercer(マーサー)が提唱した概念で、アタッチメントとは異なります。
【ポイント】
アタッチメントは「子どもから養育者へ」向かう結びつきです。
「親から子へ」向かう情緒的な結びつきはボンディング(Klaus と Kennell)と呼ばれ、対比して出題されます。