正答4
解説
正解は4です。
レボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)は、黄体ホルモンであるレボノルゲストレルを子宮内に持続的に放出する器具です。
避妊に加えて、過多月経や月経困難症の治療にも用いられます。
【選択肢別解説】
1:× LNG-IUSの避妊効果は銅付加型子宮内避妊器具(IUD)より低くはありません。
むしろ同等以上に高く、避妊失敗率は非常に低い方法です。
2:× LNG-IUSは過多月経を起こすのではなく、月経量を減らします。
そのため過多月経の治療に用いられ、副作用として多いのは不正出血や無月経です。
3:× LNG-IUSは子宮内に留置する器具で、性感染症を防ぐ効果はありません。
性感染症の予防にはコンドームの併用が必要です。
4:○ レボノルゲストレルは子宮内膜に局所的に作用し、内膜を萎縮させます。
この作用によって受精卵が着床しにくくなり、月経量も減少します。
【ポイント】
LNG-IUSは「内膜を薄くするので月経量が減る」ことが最大の特徴で、過多月経が適応になります。
一方、銅付加型IUDは月経量が増えることがある点と対比して覚えます。