正答2
解説
正解は2です。
骨盤の形態分類、骨盤腔の区分、産科的な計測線、骨盤のエックス線撮影法の知識を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正常な女性の骨盤入口部の形状は、円形に近い女性型です。
類人猿型は前後径が横径より長い縦長の楕円形で、回旋異常の原因になりえます。
2:○ 骨盤腔は入口部・濶部・峡部・出口部に区分されます。
このうち骨盤濶部が最も広く、児頭はここで回旋しながら下降します。
3:× 解剖学的真結合線は、岬角の中央と恥骨結合上縁を結ぶ線です。
岬角の中央と恥骨結合後面との最短距離は産科真結合線です。
産科真結合線は児頭が通過できるかを判断する最も重要な計測値です。
4:× Martius(マルチウス)法は骨盤入口面を撮影する方法です。
仙骨の形状や骨盤の前後径の評価には、側面から撮影する Guthmann(グースマン)法を用います。
【ポイント】
骨盤腔は「濶部が最も広く、峡部が最も狭い」と押さえます。
「解剖学的真結合線は恥骨結合上縁まで、産科真結合線は恥骨結合後面までの最短距離」の違いは頻出です。