正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3です。
双胎には一卵性と二卵性があり、胎盤の数によって一絨毛膜双胎と二絨毛膜双胎に分けられます。
膜性によってリスクが大きく異なるため、その区別が重要です。
【選択肢別解説】
1:○ 二卵性双胎は、一度に2つの卵子が排卵されて起こります。
家族歴などの遺伝的な素因や、母体の年齢、人種、排卵誘発などの影響を受けます。
一卵性双胎の頻度はほぼ一定です。
2:× 二卵性双胎は、それぞれの受精卵が別々に着床するため、すべて二絨毛膜性になります。
約75%という記述は誤りです。
3:○ 双胎では胎盤が大きく、循環血液量の増加などの負担も大きいため、単胎に比べて妊娠高血圧症候群になりやすくなります。
4:× 一絨毛膜双胎は胎盤を共有し、胎盤内の血管がつながっているため、二絨毛膜双胎より周産期死亡率が高くなります。
5:× 双胎間輸血症候群は、胎盤を共有する一絨毛膜双胎で、胎盤内の血管吻合を通して血液のやりとりに偏りが生じて起こります。
二絨毛膜双胎では起こりません。
【ポイント】
双胎の管理では、妊娠初期(妊娠14週ころまで)に超音波で膜性を診断することが重要です。
一絨毛膜双胎は、双胎間輸血症候群や一児の発育不全に注意して慎重に管理します。