正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2です。
妊娠すると、胎児の発育を支えるために、循環器、呼吸器、血液、代謝に大きな変化が起こります。
増えるものと減るものを区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 循環血液量と心拍数の増加により、心拍出量は非妊時より30〜50%増加します。
2:○ 大きくなった子宮で横隔膜が押し上げられるため、機能的残気量は減少します。
一方、1回換気量は増えます。
3:× 血中の中性脂肪は、減少ではなく増加します。
妊娠後期には非妊時の2〜3倍になります。
4:× 末梢血の白血球数は、減少ではなく増加します。
妊娠中は好中球を中心に増え、分娩時にはさらに増加します。
5:× 血清アルブミン濃度は、増加ではなく低下します。
循環血漿量が大きく増えて血液が薄まるためです。
【ポイント】
妊娠中に増えるのは「心拍出量、循環血液量、1回換気量、白血球、中性脂肪、凝固因子」です。
減るのは「機能的残気量、ヘモグロビン濃度、アルブミン、BUN・クレアチニン」と整理しましょう。