正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)は、排卵誘発薬で卵巣が過剰に反応し、卵巣の腫大や腹水・胸水、血栓症などを起こす状態です。
卵巣が反応しやすい人の特徴を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 若い女性は卵巣にある卵胞の数が多く、排卵誘発薬によく反応するため、OHSSを起こしやすくなります。
2:× 肥満はOHSSのリスク因子ではありません。
むしろやせている女性のほうがリスクが高いとされます。
3:× 流産の既往はOHSSのリスク因子ではありません。
4:× 薬剤アレルギーの既往はOHSSの発症とは関係しません。
5:○ 多嚢胞性卵巣症候群では、卵巣に小さな卵胞が多数あるため、排卵誘発薬で多くの卵胞が一度に発育し、OHSSを起こしやすくなります。
【ポイント】
OHSSのリスク因子は「若年、やせ、多嚢胞性卵巣症候群、多数の卵胞発育、血中エストラジオール高値、hCGの使用、妊娠の成立」です。
腹部膨満、急な体重増加、尿量減少があれば早めの受診を指導します。