正答4
解説
正解は4です。
更年期の女性は、出産による骨盤底筋の損傷や、エストロゲンの低下による組織の萎縮で尿失禁を起こしやすくなります。
尿失禁のタイプと、それぞれに適した治療を区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 膀胱訓練は、排尿の間隔を少しずつ延ばして膀胱の容量を増やす方法で、切迫性尿失禁に用います。
腹圧性尿失禁には骨盤底筋訓練を指導します。
2:× 副腎皮質ステロイドは尿失禁の治療薬ではありません。
3:× 抗コリン薬は膀胱の過剰な収縮を抑える薬で、切迫性尿失禁(過活動膀胱)に用います。
腹圧性尿失禁には効果がありません。
4:○ 女性の尿失禁で最も多いのは、咳やくしゃみ、重い物を持ったときなどに漏れる腹圧性尿失禁です。
切迫性尿失禁よりも頻度が高くなっています。
【ポイント】
「腹圧性尿失禁には骨盤底筋訓練、切迫性尿失禁には膀胱訓練と抗コリン薬」と覚えます。
両方が合わさった混合性尿失禁も少なくありません。