正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2です。
WHOとUNICEFは、母乳育児を避けるべき医学的理由を示しています。
多くの感染症では母乳育児を続けられるため、例外となる状況を区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 化学療法で使う抗がん剤(細胞毒性のある薬)は母乳に移行し、児に重い影響を与えるおそれがあります。
治療中は授乳を中止することが推奨されています。
2:○ HIVは母乳を介して児に感染するため、適切な人工乳を安全かつ継続的に準備できる状況では、母乳を与えないことが推奨されています。
3:× B型肝炎の母親でも、児に出生直後からB型肝炎免疫グロブリンとワクチンを投与すれば、母乳育児を続けられます。
4:× C型肝炎ウイルスは母乳を介して感染する危険が低く、母乳育児は禁止されていません。
乳頭に亀裂や出血があるときは注意します。
5:× 結核の母親でも、適切な治療と児への予防的な対応を行えば、母乳育児を続けられます。
【ポイント】
母乳育児を避けるのは「HIV感染(人工乳が安全に用意できる場合)、抗がん剤や放射性ヨードの使用中」など限られた場合です。
日本ではHTLV-1キャリアの母親にも、感染予防のための授乳方法の選択について説明します。