A さん(16 歳、初産婦)は妊娠 16 週である。
近隣の診療所からの紹介で、妊婦健康診査と分娩の予約のため病院の産科外来を1人で受診した。
このときの情報収集で最も優先されるのはどれか。
正答2
解説
正解は2です。
Aさんは16歳の未成年で、妊娠16週になって1人で受診しています。
若年妊婦では、妊娠継続や出産・育児を支える人がいるかどうかを最初に確認することが重要です。
【選択肢別解説】
1:× 就学の状況も今後の生活設計に関わる情報ですが、最優先ではありません。
まずは妊娠を支える家族関係の把握が先になります。
2:○ 未成年で1人で受診していることから、家族が妊娠を知っているか、支援を得られるかを確認する必要があります。
家族関係は保護者の同意や経済的支援、出産後の育児支援の見通しに直結するため、最も優先度が高い情報です。
3:× バースプランは分娩に向けた希望を確認するもので、妊娠中期から後期にかけて話し合うのが一般的です。
支援体制の確認より優先することはありません。
4:× 胎動の自覚は初産婦では妊娠18〜20週ころが一般的で、妊娠16週では自覚がなくても異常ではありません。
【ポイント】
若年妊婦は、経済的困難や社会的孤立、妊婦健診の未受診につながりやすく、特定妊婦として支援が必要になることがあります。
まずは「誰が支えてくれるか」という支援者の存在を確認します。