A さん(25 歳、女性、パートタイム勤務)は 1 人暮らしである。
「妊娠検査薬で陽性が出たので、母子健康手帳をもらえますか」と B 市の母子保健窓口に来所した。
パートナーはいるが同居はしていない。
このときの面談で、保健師が把握する情報で優先度が高いのはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
Aさんは25歳で1人暮らしをしており、妊娠検査薬で陽性が出た段階で母子健康手帳の交付を求めて来所しました。
妊娠検査薬は尿中のヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)に反応するだけで、子宮内に正常に妊娠しているかまではわかりません。
【選択肢別解説】
1:× 育児支援者の有無は大切な情報ですが、最優先ではありません。
妊娠の確認ができていない段階では、産後の支援体制より医学的な確認が先です。
2:× Aさんの精神状態も大切な情報ですが、最優先ではありません。
面談の中で表情や言動から把握しつつ、まず妊娠の確認状況を確かめます。
3:× 健康保険加入状況は、受診や出産費用に関わる情報ですが、最優先ではありません。
4:○ 産科の受診の有無を把握することが最優先です。
医療機関で診察を受けることで、異所性妊娠などの異常の有無や妊娠週数、分娩予定日が確認できます。
未受診であれば早期の受診を勧め、妊婦健康診査につなげることが母子の安全を守ります。
5:× パートナーとの同居の予定は、生活状況を知るうえで役立つ情報ですが、最優先ではありません。
【ポイント】
妊娠届出の面談では、まず医療機関での妊娠の確認と妊婦健康診査の受診状況を把握し、そのうえで生活状況や支援体制を確認します。