正答2
解説
正解は2です。
プライマリヘルスケア(PHC)は、1978年のアルマ・アタ宣言で提唱された考え方です。
「すべての人に健康を」を目標に、住民の身近で基本的な保健医療を住民参加で提供することを目指します。
オタワ憲章(1986年)のヘルスプロモーションと混同しやすい点が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 健康的な公共政策づくりは、プライマリヘルスケアではなくオタワ憲章の活動方法です。
オタワ憲章は、健康的な公共政策づくり、支援的環境づくりなど5つの活動方法を示しました。
2:○ 地域資源の有効活用は、プライマリヘルスケアの活動原則の1つです。
活動原則には、住民のニーズに基づくこと、住民参加、地域資源の有効活用、関連領域との協調・統合があります。
3:× 提唱当初の主な対象は、先進国ではなく開発途上国でした。
当時は感染症や栄養不良など、基本的な保健医療が届かない地域の課題が中心でした。
4:× 健康を「生きる目的ではなく毎日の生活のための資源」とする健康観は、オタワ憲章で示されたものです。
プライマリヘルスケアの説明ではありません。
【ポイント】
アルマ・アタ宣言は1978年でプライマリヘルスケア、オタワ憲章は1986年でヘルスプロモーションです。
「住民参加・地域資源・協調統合」はPHC、「公共政策・支援的環境・生活の資源」はオタワ憲章と整理しましょう。