A 市の保健師は通いの場に参加している高齢者を対象に、基本チェックリストを使用して生活機能を評価することにした。
運動機能の低下を判断する基準に含まれる項目はどれか。
2 つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
基本チェックリストは、高齢者の生活機能を25項目の質問で評価する道具で、介護予防・日常生活支援総合事業の対象者の把握などに使われます。
運動機能の低下は、No.6からNo.10の5項目のうち3項目以上に該当する場合に判断します。
【選択肢別解説】
1:× 「友人の家を訪ねていますか」は運動機能の項目ではありません。
社会参加を含む日常生活関連動作を尋ねる項目(No.4)で、No.1〜20の項目全体で生活機能の低下を判断する際に用います。
2:○ 「15分位続けて歩いていますか」は運動機能の項目(No.8)です。
歩行の持久力を確認する質問で、「いいえ」が該当となります。
3:× 「週に1回以上は外出していますか」は運動機能ではなく、閉じこもりの項目(No.16)です。
4:○ 「転倒に対する不安は大きいですか」は運動機能の項目(No.10)です。
転倒への不安は活動量の低下につながるため、運動機能の評価に含まれ、「はい」が該当となります。
5:× 「バスや電車で1人で外出していますか」は運動機能の項目ではありません。
手段的日常生活動作を尋ねる項目(No.1)です。
【ポイント】
運動機能の5項目は、階段を手すりなしで昇る、椅子から何もつかまらず立ち上がる、15分位続けて歩く、1年間の転倒歴、転倒への不安です。