正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
オタワ憲章は1986年にWHOが採択し、ヘルスプロモーションを「人々が自らの健康をコントロールし、改善できるようにするプロセス」と定義しました。
活動方針として、健康的な公共政策づくり、健康を支援する環境づくり、地域活動の強化、個人技術の開発、ヘルスサービスの方向転換の5つを示しています。
【選択肢別解説】
1:× 共生社会の実現は、オタワ憲章の活動方針ではありません。
障害の有無などにかかわらず共に生きる社会を目指す考え方で、日本の障害者施策や認知症施策で掲げられています。
2:○ 個人技術の向上は、オタワ憲章の活動方針です。
人々が健康に関する知識や生活技術を身につけ、自らの健康を管理できるよう支援することを指します。
3:× 適正技術の使用は、オタワ憲章ではなくアルマ・アタ宣言(1978年)で示されたプライマリヘルスケアの考え方です。
地域の実情に合い、住民が受け入れられる技術を用いることを意味します。
4:× 地域資源の有効活用も、オタワ憲章ではなくプライマリヘルスケアの原則です。
5:○ 健康的な公共政策づくりは、オタワ憲章の活動方針です。
保健分野に限らず、あらゆる分野の政策決定において健康への影響を考慮することを求めています。
【ポイント】
プライマリヘルスケア(アルマ・アタ宣言)は住民参加・地域資源の活用・適正技術・協調と統合、ヘルスプロモーション(オタワ憲章)は5つの活動方針と区別して覚えましょう。