正答3
解説
正解は3です。
発災直後の初動期に、被災地の保健師が最初に何をすべきかを問う問題です。
保健師自身も被災者になりうるため、まず自分と職員の安全、そして活動拠点の安全を確保することが、その後のすべての活動の前提になります。
【選択肢別解説】
1:× 自治体外からの応援要請は、最初に行うことではありません。
応援の規模や内容を決めるには被害状況の把握が必要であり、拠点の安全確保と情報収集の後に行います。
2:× 自宅避難者の安否把握は、最初に優先することではありません。
活動拠点の安全が確保されないまま動き出すと、二次災害に巻き込まれるおそれがあり、組織的な活動もできません。
3:○ 活動拠点となる施設の安全確保が、最初に行うことです。
建物の損壊や火災、ライフラインの状況を確認し、安全な拠点を整えることで、職員が安心して情報収集や救護活動に移れます。
4:× 被災情報が集まるのを待ってから活動を始めるのは誤りです。
初動期は情報が不十分なのが普通であり、得られた情報で判断しながら、自ら情報を取りに行く必要があります。
5:× 食中毒予防のパンフレット作成は、初動期の活動ではありません。
避難生活が続く時期に、衛生管理の一環として行う活動です。
【ポイント】
初動期は「自分の安全、拠点の安全、情報収集、活動開始」の順で考えましょう。