A さん(40 歳、女性、会社員)。
特定健康診査の結果は、身長 156 cm、体重 72 kg、BMI 29.6、腹囲 91 cm、血圧 140/90 mmHg、空腹時血糖 95 mg/dL、HDL コレステロール 38 mg/dL、中性脂肪 160 mg/dL、喫煙歴はない。
この結果から、特定保健指導の対象となり、保健師が初回面接をすることになった。
初回面接で最初に A さんにかける言葉で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
特定保健指導の初回面接で、最初に対象者にかける言葉を問う問題です。
A さんは40歳の女性で、腹囲91cm、BMI29.6、血圧140/90mmHg、中性脂肪160mg/dL、HDLコレステロール38mg/dLです。
内臓脂肪型肥満に加えて、血圧と脂質のリスクがあります。
初回面接では、まず本人が健診結果をどのように受け止めているかを確かめ、行動変容への準備の状態を把握することから始めます。
【選択肢別解説】
1:× 「生活習慣の改善が必要です」と一方的に伝えると、本人が受け身になり、反発を招くおそれもあります。
対象者の考えを聞く前に最初にかける言葉としては適切ではありません。
2:× 目標の設定は、健診結果を理解し、生活を振り返った後に、本人と一緒に行うものです。
面接の最初に、目標を準備してきたことを前提として尋ねるのは適切ではありません。
3:× 生活の振り返りは初回面接の大切な内容です。
しかし、本人が結果をどう受け止めているかを確かめる前に始めると、本人の関心や気持ちに沿った面接になりにくくなります。
4:○ 「この結果をどのように受け止めていますか」と尋ねることが最初の言葉として適切です。
本人の受け止め方や関心の程度がわかると、行動変容のステージに合わせた支援を進められます。
本人が自分の健康を考えるきっかけにもなります。
【ポイント】
特定保健指導の初回面接は、結果の受け止めの確認、生活の振り返り、目標設定、行動計画の作成という流れで進めます。
対象者が自ら考え、決められるように支援することが基本です。