A さん(14 歳、女子、中学 3 年生)は、夏休み明けから遅刻が増えている。
本日も遅刻して登校し「登校途中にふらついて転んだ」と訴えて、教室に行かず保健室に来室した。
A さんは教職員や友人から遅刻の多さを指摘されることを気にしていたため、養護教諭は A さんへの対応について教職員との話し合いの場を設けた。
最初の説明として適切なのはどれか。
遅刻の際の連絡体制の整備が必要であること クラスメイトに疾患について説明する必要があること 遅刻・欠席は怠惰ではなく身体的疾患が原因であること A さんの症状が悪化した際は保健室の利用を認めること 購入状況を確認しています… 正答 3
解説 正解は3です。
起立性調節障害の生徒への対応について、教職員との話し合いで最初に説明すべき内容を問う問題です。
A さんは遅刻の多さを教職員や友人から指摘されることを気にしています。
教職員が病気を正しく理解していなければ、どのような配慮も「特別扱い」と受け止められ、協力が得られにくくなります。
【選択肢別解説】
1:× 遅刻の際の連絡体制の整備は、具体的な対応として必要です。
しかし、教職員が病気を理解した後に決める内容であり、最初の説明ではありません。
2:× クラスメイトへの病気の説明は、本人や保護者の同意を得て、その意向に沿って検討すべきことです。
最初に教職員へ伝える内容ではありません。
3:○ 遅刻や欠席は怠惰ではなく身体的疾患が原因であることを最初に説明します。
この共通理解があることで、教職員が遅刻を叱責せず、一貫した配慮を行えるようになります。
4:× 症状が悪化したときの保健室の利用は、具体的な配慮の一つです。
病気への理解を共有した後に決める内容です。
【ポイント】
支援体制づくりでは、まず関係者が病気を正しく理解し、共通認識をもつことから始めます。
具体的な配慮や連絡体制は、その後に話し合います。