A さん(14 歳、女子、中学 3 年生)は、夏休み明けから遅刻が増えている。
本日も遅刻して登校し「登校途中にふらついて転んだ」と訴えて、教室に行かず保健室に来室した。
養護教諭が A さんに確認する内容で優先度が高いのはどれか。
正答5
解説
正解は5です。
登校途中にふらついて転んだと訴えて保健室に来た中学生に、養護教諭が優先して確認する内容を問う問題です。
A さんは14歳で、夏休み明けから遅刻が増えています。
遅刻の背景も気になりますが、転倒したと訴えている以上、まず身体の外傷、特に生命に関わる頭部の損傷を確認することが最優先です。
【選択肢別解説】
1:× 月経の周期は、ふらつきの原因として貧血などを考えるうえで参考になります。
しかし、転倒直後に最優先で確認する内容ではありません。
2:× 遅刻の原因の確認は、今後の支援を考えるうえで必要です。
ただし、まず転倒による外傷の有無を確かめ、安全を確保してから聞く内容です。
3:× 昨夜の就寝時間は、生活リズムや睡眠不足を把握するための情報です。
緊急性は低く、優先度は高くありません。
4:× 朝食の摂取状況は、ふらつきの原因として低血糖などを考えるうえで参考になります。
しかし、転倒直後の確認としては頭部の外傷が優先です。
5:○ 頭部打撲の有無を最優先で確認します。
頭部を打っている場合は、頭蓋内出血などの重大な損傷の可能性があり、意識状態や頭痛・嘔吐の有無の観察や、医療機関の受診が必要になるからです。
【ポイント】
保健室での対応は、まず緊急性の高い身体の問題を確認し、安全を確保することから始めます。
背景にある生活や心理の問題は、その後に丁寧に聞き取ります。