正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
石綿障害予防規則に基づく事業者の対応を問う問題です。
石綿(アスベスト)は、中皮腫や肺癌、石綿肺の原因となり、発症までの潜伏期間が数十年と長いことが特徴です。
そのため、記録の長期保存や定期的な健康診断が定められています。
【選択肢別解説】
1:× 石綿の作業記録の保存期間は5年ではなく40年です。
潜伏期間が長いため、作業から長い年月が経ってからの健康障害にも対応できるよう、長期保存が義務づけられています。
2:× 石綿作業主任者の選任は努力義務ではなく義務です。
事業者は、技能講習を修了した者の中から石綿作業主任者を選任しなければなりません。
3:○ 建築物等の解体作業の際は、石綿の使用状況についての事前調査が必要です。
調査の結果は記録し、一定規模以上の工事では行政への報告も求められます。
4:○ 石綿を取り扱う作業者には、6か月以内ごとに1回、特殊健康診断を実施する必要があります。
石綿による健康障害を早期に発見するためです。
5:× 健康管理手帳を交付するのは労働基準監督署ではなく、都道府県労働局長です。
離職後も無料で健康診断を受けられるようにするための制度です。
【ポイント】
石綿に関する作業記録と健康診断結果の記録は、いずれも40年間の保存が義務づけられています。
離職後の健康管理は、都道府県労働局長が交付する健康管理手帳で支えます。