正答4
解説
正解は4です。
特定保健指導の初回面接後の質問紙で、「自己効力感の向上」を表す回答を選ぶ問題です。
自己効力感とは、バンデューラ(Bandura, A.)が提唱した概念で、「自分はその行動をうまく実行できる」という見通しや自信のことです。
行動を続けるうえで重要な要因とされています。
【選択肢別解説】
1:× 「継続して取り組むのは大変だ」は、行動に伴う負担を感じていることを表します。
健康信念モデルでいう「障害の認知」にあたり、自己効力感の向上ではありません。
2:× 「指導も受けられて良い機会だった」は、保健指導を受けたことへの満足感を表す回答です。
自分が行動できるという自信を表したものではありません。
3:× 「病気にかかると思った」は、自分が病気になる可能性を認識したことを表します。
健康信念モデルの「罹患性の認知」にあたります。
4:○ 「自分が立てた目標は6か月で達成できると思う」は、目標とする行動を自分が実行できるという見通しを表しています。
これは自己効力感が高まったことを示す回答です。
5:× 「病気になる可能性が低くなるかもしれない」は、行動によって得られる効果への期待を表します。
健康信念モデルの「有益性の認知」にあたります。
【ポイント】
自己効力感は「できそうだ」という自信、結果期待は「やれば良い結果になりそうだ」という期待です。
健康信念モデルの罹患性・重大性・有益性・障害の認知と区別して覚えましょう。