正答1
解説
正解は1です。
全国がん登録は、がん登録等の推進に関する法律に基づき、平成28年(2016年)から始まった制度です。
日本でがんと診断されたすべての人のデータを国で一元的に集計・分析します。
【選択肢別解説】
1:○ 全国がん登録では、がんと新たに診断された人を全数把握するため、罹患率を正確に計測できます。
罹患数や生存率などの基礎データとして、がん対策に活用されます。
2:× 全国がん登録の根拠法は、健康増進法ではなく、がん登録等の推進に関する法律です。
3:× 届出の期限は、診断後7日以内ではありません。
病院などは、初回の診断日が属する年の翌年末までに都道府県知事に届け出ます。
4:× 法律に基づく制度のため、がん罹患者の同意は必要ありません。
全数を把握することで、偏りのない統計が得られます。
5:× 全国がん登録は定点把握ではなく、全数把握です。
すべての病院に届出が義務付けられ、診療所は都道府県知事が指定した診療所が届け出ます。
【ポイント】
定点把握は、感染症法でインフルエンザなどの五類感染症の一部に用いられる方法です。
全国がん登録は「法律に基づく」「全数把握」「同意不要」の3点を押さえましょう。