正答2
解説
正解は2です。
因果関係を推論する際の判断基準として、ヒル(Hill)の基準などが知られています。
相対危険やオッズ比が大きいほど、曝露と疾病の関連が強く、因果関係がある可能性が高いと考えられます。
【選択肢別解説】
1:× 関連の一致性は、異なる対象、時期、方法の研究でも同じ関連が繰り返し認められることです。
2:○ 関連の強固性は、曝露と疾病の関連の強さを示し、相対危険やオッズ比の大きさが指標になります。
関連が強いほど、偶然や交絡だけで説明できる可能性は低くなります。
3:× 関連の時間性は、原因となる曝露が結果となる疾病より時間的に先に起きていることです。
4:× 関連の整合性は、得られた関連が既存の生物学的・医学的な知識と矛盾しないことです。
5:× 関連の特異性は、ある要因と特定の疾病とが特異的に結び付いていることです。
要因があれば疾病が起き、疾病があれば要因があるという関係の程度を指します。
【ポイント】
因果関係の判断基準は、一致性、強固性、特異性、時間性、整合性の5つが代表的です。
このうち時間性(原因が結果より先にあること)は、因果関係に必須の条件です。