A 市では、精神障害者が可能な限り住み慣れた地域で本人の意向に沿った生活を送ることができるよう、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築を推進している。
評価の指標で適切なのはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムは、精神障害者が地域で自分らしく暮らせることを目指す仕組みです。
評価指標には、入院から地域生活への移行がどれだけ進んだかを示す数値が用いられます。
【選択肢別解説】
1:× 医療保護入院の件数は、非自発的入院の動向を示す数値です。
地域生活をどれだけ実現できたかを直接評価する指標ではありません。
2:× 精神保健指定医の数は、医療提供体制の資源を示す数値です。
本人の意向に沿った地域生活がどれだけ実現したかという成果を表すものではありません。
3:○ 精神病床の平均在院日数が短くなることは、入院が長期化せず地域生活へ移行できていることを示します。
地域移行の成果を測る指標として適切です。
4:× 手帳の申請者数は、制度の利用状況を示す数値にすぎません。
地域で希望に沿った生活が送れているかを評価する指標ではありません。
【ポイント】
国の指針では、入院後3か月・6か月・1年時点の退院率や、長期入院患者数などが成果目標とされています。
「地域移行がどれだけ進んだか」を表す数値かどうかで判断しましょう。