A君( 6 歳)は両親と 3 人家族で、現在保育所に通っている。
3 歳児健康診査の心理相談で療育教室への参加を勧められたが、これまで 2 回しか参加しておらず経過観察の対象となっている。
就学予定の小学校で行われた就学時健康診断で、A 君は常に動き回り目立つ存在だった。
健康診断後の面接では母親は A 君について「とても活発で元気な子なのですが、他の子のように座っていられないときもある」と話した。
面接を担当した教員は、A 君が学校で集団生活を送れるか不安に感じたため養護教諭に相談した。
就学時健康診断後、小学校が保護者の了解を得て A 君の情報を収集することになり、養護教諭が担当することになった。
情報を収集する対象で優先度が高いのはどれか。
正答1
解説
正解は1です。
養護教諭は、A君が学校で集団生活を送れるかを判断するための情報を集めています。
現在の集団生活の様子を最もよく知っている人から情報を得ることが優先されます。
【選択肢別解説】
1:○ 保育所の担任は、A君の日々の集団生活の様子を最もよく知っています。
友達との関わり方や、落ち着きがないときの対応など、就学後の支援に直結する情報が得られます。
2:× 地区担当の保健師は、乳幼児健診の経過や家庭の状況を把握しています。
しかし日常の集団生活の様子については、保育所の担任ほど詳しくありません。
3:× 療育教室の指導員は、A君が2回しか参加していないため、得られる情報が限られます。
4:× 3歳児健康診査の心理相談担当者の情報は3年前のものです。
現在のA君の様子を把握するには不十分です。
【ポイント】
就学支援では、保育所・幼稚園から小学校への情報の引き継ぎ(保育所児童保育要録など)が重要です。
最新で、日常生活に近い情報源を優先しましょう。