A さん(83 歳、女性)は1人暮らし。
要介護1の認定を受け、訪問介護を利用している。
A さんは2か月前から持続する咳に加えて、倦怠感が出現したため内科を受診し肺結核と診断され入院した。
2か月後、外来治療が可能となり自宅に戻ることになった。
退院に向けて服薬支援を検討するための会議の参加を依頼する者として最も適切なのはどれか。
自治会長 民生委員 老人クラブの会長 訪問介護事業所の訪問介護員 購入状況を確認しています… 正答 4
解説 正解は4です。
結核の治療では、抗結核薬を確実に飲み続けることが最も重要で、保健所は地域DOTS(直接服薬確認療法)で服薬を支援します。
Aさんは83歳の1人暮らしで訪問介護を利用しているため、日常的に関わる支援者と連携した服薬支援体制を考えます。
【選択肢別解説】
1:× 自治会長は地域の代表ですが、Aさんの日常生活に継続して関わる立場ではありません。
服薬状況を確認する役割を担うのは難しいです。
2:× 民生委員は見守りや相談の役割を担いますが、訪問の頻度は限られます。
毎日の服薬確認には訪問介護員のほうが適しています。
3:× 老人クラブの会長は、Aさんの服薬支援に関わる立場ではありません。
また病名などの個人情報を共有する相手として適切ではありません。
4:○ 訪問介護員はAさんの自宅を定期的に訪れ、日常生活を支援しています。
服薬の声かけや確認を担える立場にあり、地域DOTSの協力者として服薬支援会議に参加を依頼するのに最も適しています。
【ポイント】
地域DOTSでは、患者の生活に合わせて、保健師、訪問看護師、訪問介護員、薬局などが服薬確認を分担します。
高齢の単身者では、介護サービス事業者との連携が服薬完遂の鍵になります。