正答4
解説
正解は4です。
アルコール依存症は、飲酒のコントロールができなくなり、身体的・精神的・社会的な問題が生じても飲酒を続けてしまう病気です。
本人だけでなく家族を含めた支援が必要とされます。
【選択肢別解説】
1:× 長期の大量飲酒により、脂肪肝、アルコール性肝炎、肝硬変などの肝障害が起こります。
肝障害にならないという記述は誤りです。
2:× 離脱症状は、飲酒をやめてから数時間〜数日以内に現れます。
手のふるえや発汗、不眠などの早期症状に続き、2〜3日目ごろに振戦せん妄が起こることがあります。
3:× アルコール依存症は再発しやすい慢性の病気で、一度断酒に成功しても再飲酒することがあります。
自助グループへの参加などで断酒を継続する支援が必要です。
4:○ イネイブラーとは、本人の飲酒の後始末をしたり問題をかばったりすることで、結果的に飲酒を続けやすくしてしまう周囲の人です。
家族などがイネイブラーになると飲酒の状況が維持されるため、家族への支援も重要です。
【ポイント】
アルコール依存症の支援では、本人の治療と並行して、家族がイネイブリングをやめられるよう支えることが大切です。
断酒会やアルコホーリクス・アノニマス(AA)などの自助グループは断酒継続に有効です。