正答2
解説
正解は2です。
地域には地縁組織、特定非営利活動法人(NPO法人)、セルフヘルプグループなど、目的や成り立ちの異なる組織があります。
それぞれの組織の特性を理解することは、保健師が地域の資源と連携するうえで欠かせません。
【選択肢別解説】
1:× 地縁組織は町内会や自治会のように、同じ地域に住むことを基盤に結成された組織です。
社会的使命の実現を目的とするのはNPO法人などです。
2:○ NPO法人は特定非営利活動促進法に基づく法人で、利益を構成員に分配しないことが要件です。
収益事業を行うことはできますが、収益は本来の活動に充てます。
3:× セルフヘルプグループは、同じ問題や病気を抱える当事者が自発的に集まり支え合うグループです。
市町村から委嘱を受けて活動するのは、民生委員や保健推進員などです。
4:× 健康課題別健康教室の修了者の会は、主に会員自身の健康づくりの継続や相互支援を目的とする自主グループです。
地域全体の課題解決を目的とする組織とは位置付けが異なります。
【ポイント】
NPOの「非営利」とは、利益を出さないことではなく、利益を分配しないことです。
地縁組織、NPO、セルフヘルプグループ、委嘱ボランティアの違いを整理しておきましょう。