正答3
解説
正解は3です。
口腔内吸引は、自力で出せない口腔内の分泌物を取り除き、気道を確保するための技術です。
粘膜の損傷や低酸素を防ぐため、吸引圧・吸引時間・カテーテルの操作方法を守る必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 口腔はもともと無菌の部位ではないため、口腔内吸引は清潔操作で行います。
無菌操作が必要なのは、気管内吸引です。
2:× 長く吸引すると低酸素状態になるため、1回の吸引は10〜15秒以内とします。
25秒以上は長すぎます。
3:○ 挿入時に吸引圧をかけると、カテーテルが粘膜に吸い付いて損傷や出血を起こします。
挿入する間は圧をかけず、目的の位置で吸引を始めます。
4:× 100 kPa は高すぎる圧で、粘膜を傷つけます。
成人の吸引圧は20 kPa(約150 mmHg)程度までが目安です。
【ポイント】
吸引は「挿入時は圧をかけない」「1回10〜15秒以内」「成人は20 kPa 程度まで」が基本です。
吸引の前後には、SpO2や顔色、呼吸の状態を観察します。